2014年9月10日水曜日

重陽の節句

★端午の節句は有名ですが、本来五節句あるのです。正月7日(人日・じんじつ)、七草粥を食べることから七草の節句ともいいますね。3月3日(上巳・じょうし/じょうみ)桃の節句です。5月5日(端午の節句)、7月7日(七夕・たなばた)ですが、しちせきの節句と読みます。最後は9月9日(重陽・ちょうよう)。奇数は縁起のよい陽の数とされ、一番大きな陽の数である九が重なるので重陽。これらは中国から伝えられ、 江戸時代に民間に普及したそうです。

★昨日はちょうど9月9日「重陽の節句」でした。

★童謡伝道マガジン「ふんふん」でいつもお世話になっているあけぼの保育学院の学院長 楠瀬先生から京都の某ホテルで開催された重陽の節句の食事会にご招待を受けました。

★写真は節句(節会)に行われる「生間(いかま)流包丁式」です。烏帽子、袴、狩衣姿で、まな板の上の魚などに直接手を触れずに包丁刀を使って、めでたい形に切り分ける技です。

★なお、「重陽」は旧暦では菊が咲く季節であることから「菊の節句」とも呼ばれています。

★さすがに京都ですね。伝統の行事が延々と続いていることに感銘を受けました。(もり・けん)

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