★急に涼しくなってきました。お変わりありませんか?さて、この前は「とんぼのめがね」今日は「金魚の昼寝」です。
★飼っている金魚のことを、赤い着物(べべ)を着ているという詩人の目でとらえた可愛い歌で、飼い主の愛情が溢れている。でも、寝ているとどうして思ったのだろう。と、もり・けん(日本童謡協会会員)が、童謡伝道マガジンふんふん8月の童謡に解説しています。
赤いべべ着た
可愛(かわい)い金魚
おめめをさませば
御馳走(ごちそう)するぞ
赤い金魚は
あぶくを一つ
昼寝(ひるね)うとうと
夢からさめた
★作詞は鹿島鳴秋(かしまめいしゅう)さん。作曲は弘田龍太郎さん。大正8年の曲です。95年も前の曲です。
★先日、「祭りの夜店で子どもに金魚すくいをさせて、『金魚は要りません!』という母親がいるそうです」と、ラジオのパーソナリティーが言ってきました。キャッチ&リリースですね。要は、家で飼うのが邪魔くさいのだとか・・。
★もっぱら、スマートホンで金魚すくいや壁紙に金魚が泳ぐアプリがあるそうです。でも、小さな画面で見ていては、金魚が「赤いべべ」を着て、「昼寝うとうと夢から覚める」などという発想がでてこないでしょうね。(ダーク)
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