2014年10月14日火曜日

赤とんぼ

 先日、知人から日本の郷愁 赤とんぼ というタイトルのカセットテープをいただきました。
 CDやネット配信の時代に懐かしい「カセットテープ」です。ケースには「日本の叙情歌、童謡、田端義夫、其の真髄を唄う」とあります。

 「♪浜千鳥」「♪真白き富士の根」「♪宵待草」「♪カチューシャの唄」などを聴くと、年と共に涙腺がゆるくなってきたのか胸にジーンときます。

 田端義夫さんは、大正8年三重県松阪の生まれで、3歳でお父さんを亡くされて、幼少の頃の栄養不足が原因でトラコーマにかかり、徐々に右目の視力を失ったそうです。

 大正14年に、お兄さんを頼って大阪へ出て、次の年(まもなく昭和になろうとするとき)、大阪市鶴橋第二尋常高等小学校(現大阪市立北鶴橋小学校)に入学をしたのですが、3年生の半ばで中退されたそうです。
引退公演は、この小学校の講堂で浜村淳さんの司会で行われ、この模様が映画になったことは有名ですね。

 2007年にも『こころね』というCDも出しておられるようですが、こちらも「♪赤とんぼ」がメインです。(ネット配信されています)きっと「♪赤とんぼ」を歌うと、子供の頃の原風景を思い出されるのでしょうね。

 ときどき、レンタルCD屋さんを覗き、童謡コーナーに寄ると、歌謡歌手が童謡を歌っています。
守屋 浩さんも「♪お山の杉の子」「♪からすの赤ちゃん」「♪子守唄」「♪あめふり」など歌っています。
 

 それぞれの味があっていいですよ。改めて童謡って、素敵だと思います。(ダーク)

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