2010年2月3日水曜日

追悼川村たかし先生節分の日にお別れ

児童文芸家協会会長、新十津川物語の作者 川村たかし先生が1月30日逝去された。80歳だった。お葬式は先生の故郷の五條市で行われ、お別れに行ってきた。ひかりのくに時代25歳の駆け出し絵本編集者の私は先生からいろいろ教えていただいた。絵本の取材で、作家川村たかし先生、画家京田信太良先生と私の三人が取材のために吉野の山に登ったことがついこの前のように蘇ってきた。私は先生を児童文学の師と仰いでいただけに寂しい。私が今、先生が教授を勤められた梅花女子大学児童文学科で学生との素晴らしい時間が過ごせていることに改めて感謝の意を表したい。斎場を出て紀の川の河原を一人歩いて駅に向かった。寒風が私の身をキリリとさせてくれたのは背中に先生を感じたからかもしれない。今年作家もり・けん、画家京田信太良先生の絵本が生まれる。川村たかし先生、天国から見守ってください。もり・けん

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