2014年10月31日金曜日

茶道教室

「ふんふんさろん」では、様々な教室が開かれていますが、毎週木曜日午後6時30分からの開かれているのは森﨑宗律先生の茶道教室。

昔は花嫁修行にお茶とお花を習う女性が多くいましたが、今はこれら日本の伝統文化に見向きもしない人が多く、カルチャーセンターでヨガとかダンスなどに人気があるようですね。

しかし、茶道から学ぶことが多いと森﨑先生。
「挨拶や人を気遣う心など人として身につけたいマナーを学ぶことができますし、集中力が養え、しぐさが美しくなるのです」とのこと。

教室の特徴は、裏千家の立礼(りゅうれい)式。正座に必要はないとのこと。
森﨑先生は、この茶道の良さをもっと多くの人に知ってほしいと、「屋台で茶の湯」と称して、屋外でも気軽な茶道コーナーを設けておられます。先月は尼崎市の「大庄おもしろ広場」でも実施されました。

お問合せなどは、080-5326-3809(森﨑)へ

2014年10月24日金曜日

外国の歌曲が・・!

今、NHKの朝ドラ「マッサン」の中で、「故郷の空」「埴生の宿」など外国の歌曲をマッサンの奥さんエリーらが、歌っています。中高年の我々は、うろ覚えながら歌えます。

でも、これからの子どもたちは歌えなくなります!
なぜって今の教科書に載っていないからです。ゆとり教育のあおりを受けて、音楽の授業時間がカットされたこと、日本の音楽家の作った作品がどんどん出てきたから、昔我々が歌っていた曲に代わり、「マイバラード」「てのひら」「unllmited」「Let's Search For Tomorrow」など、新しい曲が載っています。

「俵はごろごろ」「春の小川」「砂山」「おもちゃのマーチ」など、日本の歌が消えています。
先日のテレビ『題名のない音楽会』でも、取り上げていました。1960年(昭和35年)音楽の教科書に掲載されていた曲数は65曲。2014年今年の教科書に載っていたのは、19曲。約半世紀の間に3分の1以下に・・。

子どもたちは、童謡や唱歌を歌わないのではなく、歌えないのです。
学校でも教えないし、周りからも流れてこないのです。聞いたことがないのですから。

でも、学校で習わないのであれば、中高年齢の私たちが、子どもたちに歌う機会を増やす必要があるのではないかと思います。(ダーク)

2014年10月20日月曜日

10月の絵本のひろば

7月に始まった毎月第1・3木曜日に開催されるふんふんさろんの「絵本のひろば」。少しずつ参加される母子が増えてきました。

ボランティアさんたちが、用意してきた絵本を順番に読まれます。

「はらぺこあおむし」で有名なエリック・カールおじさんの「パパ、お月さまとって(※)」を読まれたのは、T&Nさんです。

あらら!ページを捲って広げると、大きなお月さま。
今年、改訂版が出て、こんな仕掛け絵本になっていたのです。ビックリ!

絵本を読み終わったところで、今回もハーモニカの演奏で童謡などをみんなで歌いました。
まだ、1歳にも満たない赤ちゃんが、絵本に注目し、ハーモニカの音に耳を傾けます。

何よりもお母さんにとっても、心休まるひとときになったかもしれませんね。
大人の方々も一度覗きにきてください。(ダーク)

作:エリック・カール  訳:もりひさし 
(偕成社 初版1986年・最新改訂版1,728円)
娘に月をせがまれて、パパは本当に月を連れてきた! 画面が左右上下に広がるしかけで、空の高さや月の満ち欠けを表現した絵本。



2014年10月15日水曜日

♪一杯のビールから

「アサヒワンビールクラブ」は、2002年4月に導入されたアサヒグループホールディングスの各社の社員有志のみなさまによる募金制度で、「ビール一杯分の社会貢献を」を合言葉に社員の自発的な意思により、毎月1口200円から積み立てて、さまざまな団体へ寄付をされています。

実はこれに「ふんふん(H・U・N企画)も応募していたのです。

7月からスタートした「絵本のひろば」の活動に対して、アサヒワンビールクラブの会員の方がご推薦くださったことで、ご寄付をいただくことになりました。

もり・けん氏が長年モンゴルやネパールなどへ行き、現地の貧しい子供たちに援助をしていますが、絵本ひろばに参加される参加したお母さんと子供たちに、絵本を通してお伝えしています。

今日、贈呈式があり、もり・けん氏が出席してきました。
アサヒワンビールクラブの会員の皆様、ご推薦いただきありがとうございました。頂戴しました寄付金は有効に活用させていただきます。(感謝)

2014年10月14日火曜日

赤とんぼ

 先日、知人から日本の郷愁 赤とんぼ というタイトルのカセットテープをいただきました。
 CDやネット配信の時代に懐かしい「カセットテープ」です。ケースには「日本の叙情歌、童謡、田端義夫、其の真髄を唄う」とあります。

 「♪浜千鳥」「♪真白き富士の根」「♪宵待草」「♪カチューシャの唄」などを聴くと、年と共に涙腺がゆるくなってきたのか胸にジーンときます。

 田端義夫さんは、大正8年三重県松阪の生まれで、3歳でお父さんを亡くされて、幼少の頃の栄養不足が原因でトラコーマにかかり、徐々に右目の視力を失ったそうです。

 大正14年に、お兄さんを頼って大阪へ出て、次の年(まもなく昭和になろうとするとき)、大阪市鶴橋第二尋常高等小学校(現大阪市立北鶴橋小学校)に入学をしたのですが、3年生の半ばで中退されたそうです。
引退公演は、この小学校の講堂で浜村淳さんの司会で行われ、この模様が映画になったことは有名ですね。

 2007年にも『こころね』というCDも出しておられるようですが、こちらも「♪赤とんぼ」がメインです。(ネット配信されています)きっと「♪赤とんぼ」を歌うと、子供の頃の原風景を思い出されるのでしょうね。

 ときどき、レンタルCD屋さんを覗き、童謡コーナーに寄ると、歌謡歌手が童謡を歌っています。
守屋 浩さんも「♪お山の杉の子」「♪からすの赤ちゃん」「♪子守唄」「♪あめふり」など歌っています。
 

 それぞれの味があっていいですよ。改めて童謡って、素敵だと思います。(ダーク)

2014年10月10日金曜日

つまようじ讃歌

今日は、10月10日。昔は「体育の日」でしたね。最近はハッピーマンデーとかで、3連休にするために、今年は13日が「体育の日」でおマンデー。
50年前の今日は東京オリンピックの開会式の日でした。次は2020年とか・・
東京ばっかり!
あの「大阪オリンピック」招致のあの騒ぎは何だったの?

あと6年です。「もう誰もおらんピック」にならないように・・」

年配の方の中で、これを目標に生活されておられる方が結構おられますよ。
さて、50年前に聞いた「オリンピックマーチ」も「オリンピック讃歌」もよく覚えています。
讃歌は、歌えます。

ところで、「つまようじ讃歌」が存在することをご存知ですか?
「♪つまようじ音頭」「♪つまようじ小唄」「♪つまようじのタンゴ」「♪演歌つまようじ」4部作からなる曲です。
こんな面白い曲を作られたのは、宮城県仙台市の寺門隆弘さん。
11月7日(金)・8日(土)にふんふんさろんで開催される「いい歯の日のイベント」でも披露します。

この歌の3番は

 きょうは大事な お茶の席
お菓子切る手も しとやかに
 四角い黒文字 ちょちょちょい、ちょい
 しぐさが語る 和のこころ


「つまようじの浮世絵展示」をメインに、やなせたかしさんの「歯科詩集」の絵本の読み語り、ふんふんさろん茶道教室の森﨑先生のお茶席も設ける予定です。

 8日は、河内長野市にある「つまようじ資料室」の稲葉修さんの講演があります。
先日の「ちちんぷいぷい」でも、取材を受けたり、TBSラジオの久米宏さんの番組に出演したり、全国的に有名な方です。

7日(金)10:30~18:00  300円 浮世絵展示など (稲葉さん在室)
8日(土)10:30~16:00 1000円(14時~稲葉さんの講演付き)

 

2014年10月8日水曜日

子守唄は、守子歌?

ねんねん ころりよ おころりよ
 ぼうやは 良い子だ ねんねしな


有名な「江戸の子守唄」ですね。江戸時代から歌う続けているそうです。
よく母親や祖母が歌ってくれたり、わが子にも歌ってやりました。

でも、これは親が子どもを寝かせるときに歌うのですが、「五木の子守唄」「中国地方の子守唄」のように、幼くして故郷を離れて、「子守娘」が歌ったのも、子守唄として今も歌われています。
子守奉公のつらさを歌っています。

♪起きて泣く子のねんころり 面(つら)にくさ

あるいは、おどまは(自分)は乞食も同然、亡くなったら誰も泣くてはくれない、ただ蝉が鳴くだけ・・
あんひとたちは「よか帯や着物を着たよか衆(し)」

♪おどん(自分)が 打死(うつちん)だちゅて

誰(だい)が泣(にぁ)て くりゅきゃー

今も昔も子守はたいへん。
今の時代、行政がファミリー・サポートセンター(ファミサポ)を設置しています。

子どもは宝!みんなであんじょう育てんと!


 

親守唄って、ご存知ですか?

親が自分の子供に歌って聞かせ、子供の成長を祈るのが「子守唄」ですね。
今度は育てていただいた親に対して感謝の気持ちを込めて歌う「親守唄」があってもいいのではないかと考えたのが、童謡を広める活動をしているもり・けんさんです。

奈良で身体障がいの方々の思いを歌にして全国に広げている「たんぽぽの家」の理事長と提唱されています。
こちらは介護をしている親に歌ってあげるような歌です。

11月11日は「いい日いい日」で「介護の日」。
 介護の日に因んで、下記のとおり、「なら介護の日2014」が今年も開催されます!

★日時 : 11月3日(月・祝) 11時30分~16時15分
★会場 : ならまちセンター


この中で、「親守唄・歌会 ~子から親へ愛を贈る~」のコーナーもあり、今年の歌が披露されます。
昨日は、忙しい中もり・けん氏が、詩の選定に行かれました。

親守唄のことは、歌い継ごう「日本の童謡」(もり・けん著)に書かれています。

「たんぽぽの家」とのつながりです。

来年に向けて、あなたも詩をつくりませんか?
過去の歌の中にも泣ける詩があります。
http://nara1111.info/entry_02.htm

2014年10月4日土曜日

ふんふん「絵本のひろば」を開きましたぁー

ふんふん「絵本のひろば」第6回目は、10月2日(木)に行いました。
この日は二組の母子さん。(じゃー参加者は4人だけ?)
よく行政などでは、参加者数は?先ず気になるところですが、要は中身でしょうね。

絵本のボランティアの方々の読む絵本に、2日後に満1歳(ひと『つ』)なる赤ちゃんが、絵本に興味を示すのです。

 2日早い(今日が本当の誕生日)「♪ハッピーバースデイ」を歌って、この赤ちゃんのお誕生日をお祝いしたあと、浅井さんのハーモニカの演奏で、「紅葉」「故郷」などを歌いました。

赤ちゃんだけでなく、周りの大人まで楽しいひとときでした。

 

ふんふん10月号 仕上がりました!

昨日、ふんふん10月号の印刷ができて、事務所に届きました。
今月号の童謡は、「七つの子」です。1面は「七つ」とは?の解説です。

もり・けん氏が講演の中でお話されますが、ことわざ『つ』のつくうちは叩いて教えろのように、童謡や日本のよき伝統文化などは、わが子がひとつ、ふたつ、みっつ・・・、『つ』のつくうちに・・・の「七歳」なのか、「七羽」なのか、興味深い記事です。

3面には楽譜が載っています。「♪可愛可愛と烏は啼くの」のはじめの「可愛」には、付点がついていません!実は私もずっと、「かーわい かーわいと」と歌っていました。
「かわいー かーわいと」なんですね。

来週早々発送します。申し訳ありませんでした。ここは「ふんふん」と頷(うなづ)いてくださいね。           
                                                     (ダーク)

2014年10月1日水曜日

まっかだな まっかだな
つたの 葉っぱが まっかだな
もみじの 葉っぱも まっかだな
沈む 夕日に てらされて
まっかなほっぺたの 君と僕
まっかな 秋に かこまれて いる

童謡「♪まっかな秋」の薩摩忠さんの歌詞です。
作曲は小林秀雄さん

他にもでてくる赤いものは

からすうり  とんぼのせなか 夕焼雲(ゆうやけぐも)
ひがん花 遠くの たき火 お宮の鳥居(とりい)

今はまっかなほっぺの子どもって、見ないですね。

昨夜、ハルカス展望台へ上ってきました。
まっかな通天閣でした。

今日10月1日が、「展望の日」だそうです。
エネルギッシュな「赤」で全国タワー協議会「展望の日」をPRしていたのだそうです。
2006年に制定。10を「テン」、1を「ボー(棒)」と読むのだそうですよ。
 
ちなみに「童謡の日」は、7月1日です。(ダーク)